秋仕舞
今年は霧がかかる朝が多いように思います。
昨日の夜は星がよく見えていたのに、今朝は曇り空。
しかも霧。
曇りとは言っても時々雲が切れて、その隙から差し込む陽光は神々しい光を放ちます。
今朝はことにドラマチックでした。
初冬とは言え、もう日中でも暖房がないと寒い月舘です。
それでもナラやクヌギはまだほとんどの木が葉を落とさないように見えます。
このところの雨も上がったので今日はまた散策路を歩いてみました。
散り残るナラの葉が夕方の光を受けて輝きます。
オレンジ、いえ、ゴールドと言ってもいいかもしれません。
今日は風が少し吹いていましたがまだがんばってます。
こちらはミズキでしょうか。
大きめの葉が仲良く並んで残っています。
こちらは斜面に生えているモミジ。
他のモミジがほとんど葉を散らしたか、残っていても茶色く褪色している中、この木だけが鮮やかな緋色を見せていました。
この時期、山裾や山頂は冷え込みが厳しくても山腹には暖かい空気がとどまることも多いと聞いたことがあります。
このモミジもそんな中で散らずにいたのかもしれません。
週明けは雨の予想。
そしてその雨の後はかなり冷え込むとのこと。
里に雪が下りてくる日もそう遠くはなさそうです。