展示会開催してます
現在、つきだて交流館もりもりでは「一貫張り作品展」開催しています。
点数こそそれほど多くないものの、会場は「和」濃度がかなり高めとなっております。
一貫張りをご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にご説明をば。
一貫張りとは「一閑張り」とも表記します。
カゴなど、土台になるものに紙や布を張り付けて柿渋などの塗料を塗って仕上げるものです。
紙や布を貼ることで強度が高まります。
一貫目の重さにも耐えるということから一貫張りと呼ばれるそうです。
また、これを考案した一閑さんという方の名前をとって一閑張りとも。
交流館もりもりではほぼ毎月2回、「一貫張り教室」を開催しています。
特に女性に人気が高く、教室のある日はいつも賑やか…
と思ったらそうでもないんです。
皆さんそれだけ作品作りに集中しているのです。
先生は「一貫張り恵美」を主宰されている渡辺恵美子さん。
こちらは先生の作品です。
土台となる器やカゴ、使う紙や布、そして張り方。
一つとして同じものができないのも一貫張りの魅力なのかもしれません。
使われる紙は旧家の蔵から出てくる反古紙が多いです。
近頃はだいぶ入手も難しいようです。
古い文書なので解読もなかなか困難。
読めると面白いだろうなぁと思いながら…
う〜〜〜ん、読めない。
「一貫張り作品展」は11/24から12/7まで。
9:00から17:00まで、観覧無料です。
購入できる作品もありますよ。
ぜひおでかけください。