二十歳になりました
平成8年8月8日。
今年、平成28年8月8日。
つきだて花工房は満20歳を無事迎えることができました。
震災や原発事故にも負けず、ようやく大人(?)になりました。
8月8日と言えば恒例の「アニバーサリーコンサート」。
昨年に引き続き、今年もチェンバロに弦楽四重奏を加えた編成でお送りしました。
コンサートは「夏の思い出」でスタート。
「ラベンダーの咲く庭で」(弦楽四重奏)や「百合の花開く」(チェンバロ独奏)といった花にちなんだ曲に、「おもちゃの交響曲」や「赤とんぼ」といった、観客参加型の曲も交えての演奏。
そして圧巻はベートーヴェンの「月光」とそれに続くハイドンの「日の出」。
夜から日の出への、空の色の変化が鮮やかに音で表現されました。
最後はシュトラウス二世の「観光列車」。
「駅長」に扮した花工房支配人が、新たな花工房の旅立ちを告げ、汽笛とともに弦楽四重奏で列車が出発!
合間合間に汽笛を模した笛や打楽器などが客席で鳴らされ、賑やかに車窓を彩ります。
演奏者のみなさんも即席の鉄道帽をかぶり、ノリノリの演奏でフィナーレを盛り上げました。
去年のコンサート終了翌日から構想を練り、実現した今年のコンサート。
はてさて、来年はどんな編成で、どんな演奏を聴けるのでしょうか。