「晩秋に贈る小さな朗読会」盛況の内に終わりました
つきだて花工房の秋一番のビッグイベント、「晩秋に贈る小さな朗読会」盛況の内に終わりました。
今回のメイン作品は「なよ竹のかぐや姫」という、朗読の島岡安芸和さんが竹取物語を構成したものと、塩野米松さん作の「かぐやのかご」の2題。
「なよ竹~」では女優の岸本真依さんも登場。
ところどころにセリフも入る朗読劇で、暗闇の中に人物が浮かび上がるような照明も印象的な作品でした。
「かぐやのかご」は男の子たちにいじめられている小学生の女の子と竹細工職人のおばあさんとの交流のお話。
朗読の終わりには、昨年に引き続き、濱平奈津美さんがステキな歌声を披露して下さいました。
ちなみにこの歌は、この朗読会に合わせて音楽担当の古後公隆さんが作曲、島岡さん作詞のオリジナルです。
なんとも贅沢ですね。
さて、今回は写真ではありますが、その「メイキング」をご披露いたしましょう。
朗読会の会場は毎回、花工房のロビーです。
最低でもここに100席の客席を作るので、通常置いてある家具などは全て移動。
重い物も多いのでなかなか大変な作業です。
上の写真は空っぽになったロビーに客席を作る準備をしているところです。
えー、途中は端折って、下はほぼ終わったところをパノラマで撮影したものです。
玄関も片付けて竹灯籠を設置。
今回テーマとなった竹を使い、竹藪をイメージした装飾をしました。
真ん中のひときわ明るく光る竹は、「かぐや姫」のイメージです。
実はこれで終わりではなく、このあと照明を設置して夜更けまで照明のセッティング…
当日は朝からPA器材が搬入されて、ようやく完成。
そして公演終了後は大急ぎで撤収。
まさに一夜の夢のごとし。