カタクリ(?)に会いに-女神山登山
今日はいいお天気でした。
気温も初夏の陽気。
今年はこんな陽気が多くて、季節が1〜2週間ほどいつもの年より早く感じます。
そんな中、女神山に登ってきました。
当初はカタクリを見るつもりでしたが、2週間前の下見の時にすでに満開。
何が咲いているかわかりませんが、とりあえず山野草を楽しみに登ります。
いつもの道では桑の木が新芽をつけています。
ころんとしているのは花芽でしょうか。
いつものように月舘口から杉林を抜けると、明るい雑木林に出ます。
少し昇るとすぐに南西の方角の視界が開けます。
手前に千貫森、遠くにまだ雪の残る安達太良を望みます。
ここからは浮き石の多い急な上り坂。
慎重に、ゆっくりと上ります。
足下を見つめながら歩を進めると、路傍の花たちに励まされます。
小さなリンドウがそこかしこに。
これは思わぬ収穫でした。
やがて山頂付近へ。
ここでは...
ヒトリシズカがいくつも群落を作っていました。
カタクリはやはりほとんど終わっていましたが、さまざまな花が迎えてくれました。
山頂のコブシも散り残って。
抜けるような青い空に白いコブシがとても映えます。
おかずやおやつを交換しながら海抜599.4mの女神山頂上でお昼休み。
帰りは川俣方面へ降りてみました。
ヤマツツジがほころび始めていて、ここでも山から歓迎を受けているように感じました。
里へ下りてくると、すでに水の張られたたんぼも。
今年も豊作になりますように。
そして、米価ももう少し上がりますように。
カタクリは予想通り終わっていましたが、写真であげたリンドウやヒトリシズカ、コブシ。
それ以外にもセンボンヤリ、チゴユリ、スミレやさまざまな木々の芽吹きが目にうれしく。
まさに「山笑う」シーズンを間近に楽しんだ一日でした。