「きぼうのたねをまく」
ずっとお話を聴いてみたい方がいました。
二本松市東和地域で震災に負けずに農業法人を起業した、20代の女性。
お名前は菅野瑞穂(すげのみずほ)さんとおっしゃいます。
今回、グリーンツーリズム事業の一環として、念願叶って講演会を開催することができました。
タイトルを「きぼうのたねをまく」としました。
菅野さんが立ち上げた会社の名前は「きぼうのたねカンパニー」。
蒔かれた種はやがて芽を出し、次々に葉を拡げ、天に向かって伸びていく。
まずは種を蒔いてみないことには何事も始まらない。
菅野さんの拠点である二本松市東和地域は、やはり原発事故で少なからず影響を受けています。
その当時は「作業に心が入らなかった」ともおっしゃいます。
それでも一粒一粒の種に「ありがとう」と声をかけながら蒔く菅野さんの姿が動画で流れました。
農家民宿やワイン造り、農家レストランなど、地域の「あるもの」を活かした地域づくりの様子。
地元を大切にする菅野さんのポリシー。
厳しい農作業を楽しくするための工夫。
すぐに月舘で実践できるものではありませんが、今後のヒントをたくさんいただいたように思います。