花々日記

つきだて花工房の日常や雑感を綴っています。

里の秋も終盤戦

さて、またまたご無沙汰しておりました。

この一ヶ月、9月の上旬の大雨でいろいろ(個人的に)ありまして。。。

(言い訳ですハイ)

 

その間に里山はすっかり秋模様。

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桜の葉の紅葉が真っ盛りです。

花工房の近くの田んぼでは稲刈りももう終盤。

コンバインが主力となった昨今では、刈った稲束をこんなふうに「棒掛け」(「杭掛け」とも)にする風景もなかなか見られなくなりました。

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この稲束が、薄暗いときに見るとまるで人影のように見えるんです。

ちょっとどっきりすることも。

 

ご覧の通り、田んぼはゴタゴタ。

(この辺の方は「いやぁたんぼがゴダゴダでよ」なんて言いますね)

この秋は雨が多かったので収穫も大変なようです。

 

そうこうするうちに暦(旧暦)の上ではもう晩秋。

野良仕事も来年の準備がメインになります。

 

下の写真をご覧下さい。

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いい手相でしょ、ってそうではなく。

手のひらに載っているのは砂、ではなく種。

来年の春に咲くポピーの種です。

いわゆるヒナゲシですね。

 

けしつぶ、とはよくいったもので、この小さな一粒一粒が(うまくいけば)芽を出し、やがては花を咲かせます。

 

今日蒔いた種、果たしてきれいな花を咲かせるでしょうか。

きれいな花が咲きますように。